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勝峰 昭の「神の美術」あれこれ。

キリスト教美術―スペイン・ロマネスクを中心に― AKIRA KATSUMINE

現役時代は商社マンでした。
その後スペイン・ロマネスクを究めるべく日々研鑽。
70歳代に『イスパニア・ロマネスク美術』(2008年)、
『神の美術ーイスパニア・ロマネスクの世界』(2011年)刊行。
11年超のヤフーブログからこちらへ引っ越しました。
2020年以降は本人の遺志を継いで、これまで書き溜められた原稿や講演録から随時更新していきます。(管理人)

各地域において大聖堂を建設するということはその地域にとって、またロマネスク時代1112世紀の政治・社会的背景から見て、巨大な資金と労働力、それに諸般の知識を集約する一大プロジェクトであったと云えるでしょう。

スペインにおけるロマネスク大聖堂についてほんの一部分ですが、今回三回に分けて話してきました。

 

大聖堂の建設は意志決定の図式が明確でなければなりません。

 

つまり王朝とカトリック・ヒエラルヒーの一致した意志の存在が必要です。

 

極めて傑出した師匠のイニシャティブ(設計施工能力)とその規模を賄う資金調達が必要かつ絶対条件となったのです。

 

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旧教会の再利用を図ったものの半壊状態で、しかも信徒たちを収容する規模を満たさず、他の地の大聖堂に引けをとらぬ規模にしたいとの思いから、必要資金集めに奔走しました。

が十分でなく、聖職手当のみならず自らの私財をも抛ち、何とか完成させたとの記録があります。

 

 

 

さて、今回の参考図書2004年に刊行されたIsabel Frontón Simón, F.Javier Pérez Carrasco共著Catedrales RománicasJaguar出版、は332頁の中に既述の全ての25大聖堂を、あるものは平面図を添えて、それぞれの特徴的な固有な立体写真などを載せながら、平易に解説したもので、イスパニア文科省の図書出版総局の補助金が支弁されています。

(拙著『イスパニア・ロマネスク美術』光陽出版社、2008年もスペイン文化省のバルタサール・グラシアン基金より助成いただき感謝しております。)


20220202_1

 

 

 


教皇ベネディクト十六世20092010年の一般謁見の中の連続講和で、「キリスト教中世ヨーロッパの大聖堂」の回があります。

 

<ロマネスク様式の力強さと、ゴシックの大聖堂の輝きは次のことを思い起こさせてくれます。

すなわち、「美の道(via pulchritudinis)」は神の神秘に近づくための特別かつ魅力的な道だということです。>

 

(『中世の神学者』教皇ベネディクト十六世、ペトロ文庫、2011



(勝峰昭執筆2018.05.26



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20220202_5gerona

 

     Gerona (Cataluña) , 2007, KK

_______________________

FIN

(次回2022.03.02更新予定)

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大聖堂の建設を意欲的に促進、可能ならしめたもう一つの理由は、「レコンキスタの進展」だと思います。

 

その兵站路またカトリック道(芸術の道)となったのが「サンティアゴ巡礼路」で、この幹線道路は1112世紀に亘るキリスト教社会、文化、経済の活性化をもたらしたのみならず、ロマネスク大聖堂の建造へ大きなインパクトを与えました-ハカ、パンプローナ、ブルゴス、レオン、アストルガ、コンポステラなど巡礼路の諸都市にはロマネスク様式を備えた大聖堂が建造されたのです。

ゴシックへの移行はこれらの聖堂のロマネスク的造形を払拭することになり、現在ではある程度の形跡を留めているに過ぎません。

 

正しく経済学者シュンペーターがその著書『経済発展の理論』で云ったように、時代は無情なもので「創造的破壊」を行うものです。




20220212_4Leon

 レオン大聖堂(3写真とも‟CATEDRAL DE LEÓN LAS VIDRIERAS” Edilesaより)

 



20220212_5

(レオン大聖堂は外からはゴシック様式の聳え立つ存在感に、聖堂内に入るとステンドグラスの美しさに圧倒されます)




20220212_6

(ステンドグラスの一部にロマネスク様式が残されています)



留意すべきは、11世紀の教皇グレゴリオ改革(グレゴリオⅦ、10731085)により、キリスト教会の腐敗による暗黒時代を抜けだし、聖職者叙任権を王朝から教皇に取り戻し、修道院でも「ベネディクト戒律」に基づく規律の回復を通じて所謂「神の平和」の時代が訪れようとしていました。

 

12世紀はこの意味で時代を画するキリスト教の興隆期をもたらす節目の時代でした。

イスパニアは漸くコヤンサ公会議(1055)の決議で、四つの司教区Diocesanaに分割(cuatro provincias ecclesásticas:サンティアゴ、トレド、タラゴナ及びブラガ)、つまりイベリア半島の四王朝(レオン、カスティーリャ、アラゴン-カタルーニャおよびポルトガル)に相応、これに13世紀末にはセビーリャが加わり、五つの司教区となり、1953年教皇庁との宗教協約発効まで継続します。

 

常識的には、イスパニアのロマネスク美術の温床は修道院、中でも大修道院であると認識されてきました。

 

しかしこれは一面的で、少なくとも11世紀においては大聖堂がより先駆的役割を果たしたと思えます (X.Barral i Altetの判断)

 

しからば何故こういった認識不足が生まれたのでしょうか。

 

参考図書Catedrales Románicasによれば、それはイスパニアの歴史学者の無能の所為であると極論しています。

 

  

さらに大聖堂が後に巨大なゴシック様式に衣替えしたときに、無理矢理ロマネスクの痕跡が取り去られたことに起因します。

 

しかし当初の初動的なロマネスク美術導入の先駆けは、間違いなく大聖堂であったことに我々は再度留意すべきでだと思います。


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20220212_1Siguenza

           La Catedral la Siguenza, 2017, KK

 

しかしながら修道院は、同時並行的にまた永続的に大聖堂の変革後も、一貫してロマネスク美術を守ってきたといえます。

 

またシトー派の華美な装飾に対する否定的態度も、過去のものを払拭・破壊するのではなく、自らが新たな修道院建設時に自らの宗教信条にしたがい心したことで、田舎や人里離れた処に初期-盛期中世時代に建設された数多くの修道院のロマネスク的要素の秘めやかにして馥郁たる霊的存在と、華やかで壮大なゴシック大聖堂を対比することはあまり意味がないことでしょう。

 

 

 

(勝峰昭執筆2018.05.26

 

 

_______________________

FIN

(続きは次回2022.02.22更新予定)

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大聖堂Catedralとは、大小さまざまな教会堂の中でもモニュメンタルな偉容、規模と格式(大司教や司教の存在)をもつ聖堂のことを言います。

 

語源的にはcatedra(高位聖職者の地位)ラテン語由来です。

 

一般的には「大聖堂」と云えば、ゴシック様式の所謂巨大な大聖堂を思い浮かべますが、ロマネスク大聖堂も各地に散在します。

 

創建当初のロマネスク様式に、ゴシックや一部バロック的な様式も加わり増改築や修復が為されたものがほとんどで、元のロマネスク様式の造形が随所にみられます。


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20220202_6Lerid (1)

       La Catedral de Lérida, 2017, KK

 




このような大聖堂は都市の象徴的存在であり、そこでは宗教的行事や典礼、信者共同体の催事、会合など、住民たちに私的目的のために幅広く場を与えました。

 

ある程度人口がまとまり司教が常在すべき都市に建設されるのが常です。

 

イスパニア・ロマネスク大聖堂と云われるものは25あります*

 

* Isabel Frontón Simón / F.Javier Pérez Carrasco共著  

 Catedrales Románicas de EspañaJaguar , 2004

 

 カタルーニャ: 6

 ビック

セオ・デ・ウルジェイ

ソルソナ

ヘロナ 

タラゴナ

レイダ

 

 アラゴン  3

    ロダ・デ・イサベナ

ハカ

サラゴサ

 

 ナバラ、リオハ、アストゥリアス: 3

    パンプローナ

サント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサーダ

オビエド

 

 カスティーリャ: 9

    サモラ

サラマンカ

シウダ-・ロドリーゴ

ブルゴ・デ・オスマ

シグエンサ

ブルゴス

パレンシア

レオン

アストルガ

 

 ガリシア: 4

    ルーゴ

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トゥイ

サンティアゴ・デ・コンポステラ

 
 

当時の宗教施設(教会や修道院)創設に対する需要は想像を絶するものでした。

 

こういった状況を勘案すると、一つの大聖堂建設に数世紀を要したこともあったという歴史的事実は頷けます。

 

このような莫大な資源を要する大聖堂の建設は、必然的にそれらを調達可能にする後背地、都市の存在が欠かせません。

 

都市といっても今とは違い、一部の建物を除き当時は狭い路地が錯綜し、みすぼらしい家屋が軒を並べる大きめの集落だったと考えられます。

 

 

 

大聖堂群の中には、Roda de Isábenaのように、辺鄙なところに存在するものもありますが、それは偏に王朝による政治的・地政学的要請に基づく戦略的志向が立地を決めたのです。

 

とはいえ大聖堂は都市の中央部にあってその象徴であり、司教の主宰するキリスト教権威の拠点でもありまた芸術的なモニュメントでもありました。

 

この二元性は、キリスト教美術を探求するものにとって、最大の関心事となるのは当然なことです。

 

大聖堂は、祝祭や催事の場所でもあり、そしてなによりも人々の精神的な拠り所であったと云えるでしょう。

 

 

論文「イスパニアのロマネスク大聖堂―その存在理由と背景について」20117月に書きました。

 

今回はその冒頭の一部をとりだしました。

 

今月はイスパニア・ロマネスク大聖堂の存在の概要を3回に分けて述べたいと思います。

 

(勝峰昭執筆2018.05.26



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20220202_6Lerid

  
 La Catedral de Lérida, 2017, KK



 

_______________________

FIN

(続きは次回2022.02.12更新予定)

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Museu Frederic Mares i Deulovol, Barcelona


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ここのぞっとする感覚はどこから来るのでしょうか。

 

フレデリック・マレス美術館から外へ出たとき、それは多くのキリスト磔刑像、聖母マリア像などのロマネスク像から発するこの世ならざる神秘的で崇高な気配に圧倒されたからだと気づきました。

 

ご承知のように、イスパニア・ロマネスク美術には新約聖書から受ける「愛の投射」的な作品はほとんどありません。

 

この美術館のおびただしい数の像たちは、峻厳な贖罪の神の死にゆく姿に加え、慈愛の聖母子像の類ではなく来たるべき最愛の神の子の悲しい運命を洞察し耐える母の悲哀の像なのです。

 

ここではこの美術館に蔵された聖母子像を三つだけ載せましょう:

 

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最後の聖母子像だけが13世紀のもので、解説には「Curiosa imagen de la Virgen(聖母の変わった像)と記されています。

別のアングルからの写真です↓


20220112_7


 

私の見解ではこの木像はおそらく13世紀初頭~中頃の作品で、彫りはロマネスク時代の手法を色濃く残しており(直線的なざっくりとしたbisel斜彫手法)、

ただ容貌だけが新時代であるゴシックの到来を思わせる微かな優しさが写実の匂いを発散させています。

 

バルセロナとその近郊にはヨーロッパでも最も秀逸なロマネスク美術の分野―絵画(壁画と板絵)-を国立カタルーニャ美術館MNACで観ることができるのは言うまでもありませんが、

通として訪れるべきは、この美術館とバルセロナの北方(
Tibidabo山の向こう側)のSant Cugat de les Valles修道院の回廊でしょうね。

 

後者はバルセロナ広場の地下から電車で20分ぐらい北に行った郊外の同名の駅で降りて、西の方に15分ぐらい歩くと着きます、

新しく開けた住宅地で静かなところで、ロマネスク様式の回廊は圧巻です。

 

 

(勝峰昭執筆2017.07.20



__________


この美術館から徒歩圏内の
市内に残るロマネスク様式の教会です⤵︎

20220112_9 (2)

 

 

 

_______________________

FIN

次回2022.02.02更新予定

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Museu Frederic Mares i Deulovol, Barcelona

 

掲題の「通」は“つう”と読んでください。

 

カタルーニャ・ロマネスク美術に興味を抱きバルセロナ行かれる方にお勧めしたいのは、このフレデリック・マレス美術館です。



20220112_1

 

旧市街中心部にある大聖堂の傍らの広場に面しています。

 

イスパニアの地で、美術館に入館した途端にぞっとする感覚に襲われるのは、おそらくこの美術館だけでしょう。

 

 

ここの創設者フレデリック・マレスは入り口にカタラン語とカスティーリャ語を併記して訪問者に語りかけています:


20220112_3

 

   

*** *** *** ****

この中世の高貴な一隅、

そこは古の吾が王朝の宮殿だったところ、

そこで私がこれまで集めてきた宝をお見せしよう。

芸術への情熱に傾けた吾が生のすべてを。

 

射し込む光はほの暗く、

人がいても沈黙が支配する

あなたは作品の中に精神を観るだろう、

時が移る中に行き来した人たちの心を。

                      

お入りください、良くいらっしゃいました

この宝はあなたのものです。

                     

フレデリック・マレス

 

(邦訳:勝峰昭)

 

*** *** *** ****


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 (2012年5月訪問時の勝峰昭、Juan ANtonio Olañeta Molina氏と)


20220112_8 (4)

 

 

(勝峰昭執筆2017.07.20

 

 


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FIN

(美術館について続きは次回2022.01.22更新予定)

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新年あけましておめでとうございます。

I wish you a Happy New Year.

¡Feliz año nuevo!


20220102_1
    (『Real Colegiata de San Isidoro』Edilesa Patrimonioより)



ふたつの顔をもつ男と、ふたつの扉。

過ぎた年から、新しい年への移行を 意味する寓意。



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FIN

(次回は2022.01.12更新予定)

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バルセロナのMNAC(国立カタルーニャ美術館)で「ピカソ―ロマネスク展」が2017年春に開催された際刊行されたカタログ『Picasso―Románico』MNAC/Musée National  Picasso, Paris共編(Endesa/Abertis社、204頁)にはピカソ作品と並んで、祭壇前飾りの部分が並んで掲載されています。


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5.Pablo Picasso. La entrevista o Las dos hermanas, Barcelona, 1902.

  Museo Ermitage, San Petersburgo

 

6.Visitación del frontal de altar de Aviá, detalle, haucia 1200.

  Museu Nacional d’Art de Catalunya, Barcelona



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『ルカによる福音書13956』に聖処女マリアが天使のお告げを受けてまもなく,ユダの町にザカリア家の従姉であるエリザベート(イサベル)を訪問して,自分の身に起きたことを報告する記述があります。

 

エリザベートはマリアにお祝いの言葉を述べ、マリアは神を賛美します。

 

 

柳宗玄によれば、この情景には二つの扱い方があって、一つはマリアとエリザベートが一定の距離をおいて静かに言葉を交わしている、ギリシャで見られるヘレニスティック型と、

 

もう一つは両者が近寄って手を取りあうか、あるいはさらに激しく抱き合う、シリア系統のものがあるとのことです。
(『キリスト・美術に見る生涯』社会思想研究会出版部、1961年三刷)






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EL ESPELENDOR DEL ROMÁNICO  (Famdación Mapfre, 2011)では、このピカソの作品とともに前掲とは異なる次の祭壇前飾りの部分が掲載されています。


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      Fragmento del Frontal de altar de Mosoll

 

 

 


マリアの多少の不安を分かち合い喜んでくれる従姉との心の通い合いが伝わってきます。

 

 

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FIN

(次回は2022.01.02更新予定)

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このテーマをうんぬんすることは一見不謹慎のように思えるかもしれませんが、

7世紀頃初めて
フローレンス・ローレンシアーナ聖書に取り上げられ、

その後
8世紀初頭のイスラム勢力下のイベリア半島にその改定版であるLa Biblia Hispaniae(イスパニア聖書)に

聖イルデフォンソの論文「Tratado sobre la Virginidad de María」(マリアの永遠の処女性に関する論文)が細密画の中に取り上げられました。

 

このことはマドリッド大学教授でイスパニアにおけるロマネスク碩学の一人であるIsidro Bango Torviso(もう50年以上前からの知人で、当時はマドリッド大学の学生であった)の有名な著書『Alta edad media de la tradición hispanogoda al románico(イスパニア・ゴートよりロマネスクに至る中世期の伝統)1989Silex社刊行初版に上記細密画の断片が掲載されています。

 

元々は彩色ですが、同書の白黒のものをここに載せましょう。

 

私の本ブログの目的は、このテーマの掘り下げや解説ではなく、この細密画の見方なのです。


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Tratado de san Ildefonso sobre la Virginidad de María. Folio66.

 



この写本は典型的なモサラベ様式の手法を駆使しています。

 

 

 

ご承知のように「mozárabe」とは、イスパニアの地の大部分がイスラム勢力の支配下にあったときに、そこに住まっていたキリスト教徒たちのことを言い、周知のレコンキスタの進展とともにこれらのキリスト教の芸術家たちが北方のキリスト教領土に移住してきて、イスラム色の強い様式や手法で美術品を制作したのです。

 

これはイスパニア・モサラベ風絨毯を描いた細密画で現品は極彩色です。

 

一人の天使が処女マリアを訪れ、その処女性を洞察している場面が描かれています。新約聖書には勿論こういった場面はありませんが、一つの伝説的物語として伝わっているものです。

 

このアーチは“馬蹄形”をしており、モサラベ典型アーチで、縁取りもイスラム的模様になっています。

 

高椅子に座ったマリアの怪訝そうな顔の造形、胡桃のような目の大きさ、両頬にへばりつくようなヘヤースタイル

それにこの場合天使のキュービズムのような二面合成の顔が見る者を驚かせるに十分な諧謔性のある態様(様々な面からマリアの処女性をチェックしている感じが分かる)、

遠近法を用いずそのかわりに向こう側の天使を浮揚させることによって距離感を演出しているのは典型ロマネスク的手法。

 

この絨毯の絵の様式がイスパニア・ロマネススクの最たるもので、他の西欧ロマネスクに類を見ない独自の光彩を放っています。

 

何となく神秘的でエキソティックで、アラジンの魔法の世界の匂いが感じられませんか。

 

 

 

(勝峰昭執筆2007.07.20

 

 

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FIN

(次回は2021.12.22更新予定)

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今回は一息入れてロマネスクから離れ、面白い題材を一つご紹介しましょう。

 

松本富士男著『イエスの原風景―聖の図像学』(新泉社、1988年、第五刷)を読みました。

 

図像学者であられる同先生のキリスト教美術への造詣の深さと当該書の広範な内容には瞠目しています。

 

なかでも日頃は思いもかけないこの本の冒頭部分『アフリカの「キリスト降誕」像』を始めてみた時、私も「直截的に心に滲みる情景」だと感じました。


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ここに掲載させて頂きますが、この象牙海岸の人形のようなものですが、フランス語のcrécheの意は“馬槽”のことで、降誕の情景を現した人形のことをいうそうです。

アフリカの人々にとって、クリスマスの聖地への巡礼をこのような人形を通じて味わったものでしょう、なんとも言えぬ魅力があります。

横になった聖母マリアはイエスを横に抱き、イエスは母の胸に手を当てて乳房を含んでいます。

マリアの表情は穏やかではなく、むしろ何か悲しげです。

察するにイエスの将来のすさまじい運命を察知しているのでしょう。

傍らに立って、首をかしげながらじっとその情景を見て耐えているのはマリアの夫ヨハネでしょう。

松本先生は≪処女降誕に疑いのまなざしをむけている図像学とするには、敬虔な姿だからである。ぎこちなさに滲みでる父の責任。≫と記しています。

材質は粘土と思われます。    

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「ヨハネのシンボル」 (『ダローの書』より 7世紀末)                           

 

 

(勝峰昭執筆2019.08.20


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FIN

(次回は2021.12.12更新予定)

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商品説明
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イスパニア・ロマネスク美術とは何かを一言でいえば、乱暴かもしれませんがそれは「クリュニー・ロマネスク美術+ビザンチン美術+イスラム美術」といえるでしょう。

 

東京国際大学・塩尻和子特命教授の「イスラームの人間観・世界観」と題した短文が学士会会報No.928H.301月発行)に、掲載されています。

 

限られた紙幅に極めて要領を得て分かり易くまとめられていて、イスラム教に全くなじみのない私にも示唆に富む箇所がいくつもありました。

 

↓↓↓

 

イスラーム教は、「時間は直線的に展開し、始めと終わりがある」、

イスラームの世界観(宇宙論)は「神の創造は絶えることなく、いまのこの瞬間にも不断に続くものである」、

「アラーとは、アラーという名前を持った神ではなく、“神”そのものです。

 

またイスラーム教は極めて単純で、聖職者組織もなく、三位一体論のような教義論争も異端審問もなく、基本的な信条さえ守ればそれぞれの地域の文化・伝統を受け入れる土着化を容認した」

 

と先生の論旨は明快です。

 

 

↑↑↑

 

 

 

さて、イスパニア・ロマネスク美術は、主としてフランク地域、ロンバルド、ビザンチンなどの外部からの様々要素・様式の影響を受けていますが、同時にイスラムの影響(モサラべ)も色濃く受けています。

 

これが「イスパニア・ロマネスク」と呼ばれる所以であり、その最たる特徴であることはご承知の通りです。


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写真はモサラベ建築の代表的な一例である、サン・ミゲール・デ・エスカラーダ修道院教会(レオン市南東20km)です。

 

このイスラム様式をもたらしたモサラベの人たちが伝えた様式から、何かイスラム教の教義なり思想的片鱗が窺えないだろうか、これが私の興味です。

 

(勝峰昭執筆2019526日)

                                                      

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参考:

<モサラベという語はアラビア語由来の造語で、その定義は「個人について、アラブ侵入(711年)から11世紀末までの期間にわたって、イスラム領域に居住したイスパニア・キリスト教徒」をいう。>

 

(『イスパニア・ロマネスク美術』勝峰昭著、光陽出版社、2008年より)

 

 

FIN

(次回は2021.12.02更新予定)

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